• HOME
  • 院長ご挨拶
  • 診療のご案内
  • クリニック紹介
  • アクセス
花粉症

花粉症

花粉が原因のアレルギー性鼻炎で、2月~3月にスギ花粉、4~5月にヒノキ花粉が代表的なものです。
くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどが主な症状です。 鼻づまり中心の方、薬の副作用での眠気に悩んでいる方など、患者さんごとに対策を検討していきます。
花粉症の治療は、花粉が飛び始める前から初期治療を始める方が、症状の悪化を抑制すると言われています。
花粉症治療をご希望の方は、お早めにご来院ください。

アレルギー性鼻炎には、原因物質によって通年性アレルギー性鼻炎と季節性のアレルギー性鼻炎にわけられます。
通年性アレルギー性鼻炎
ハウスダスト・ダニ・ペットの毛のように原因となる物質が一年中存在し、症状も一年中続く。

季節性のアレルギー性鼻炎
別名、花粉症とも呼び、春先からの植物の花粉が原因でアレルギー症状を 起こし、花粉が飛ばない時期になると症状は治まる。


花粉症(季節性のアレルギー性鼻炎)について

花粉症は、スギ、ヒノキ、シラカンバ、ハンノキ、ヨモギなどの植物の花粉が鼻や目の粘膜に触れることによって発作性のくしゃみ、鼻水、鼻づまりや目のかゆみなどの一連のアレルギー症状を引き起こします。
原因物質としては、日本ではスギが多く、花粉症の約70%がスギ花粉症と言われています。

◇ 花粉症の原因となる植物の花粉(シーズン別)
季節 花粉症の原因となる植物
スギやヒノキ、シラカンバなどの樹木の花粉
カモガヤやオオアワガエリなどの草の花粉
ブタクサ、ヨモギやカナムグラなどの雑草の花粉

症状は、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりのアレルギー性鼻炎と目のかゆみ、充血のアレルギー性結膜炎が生じます。 花粉症は、その年に飛散する花粉数によって症状の強さが変わりますます。また、症状もくしゃみ・鼻水がつらいタイプと鼻づまりが強くなるタイプに分けられます。

また症状がひどくなると、咳がでたり、のどや皮膚のかゆみ、頭痛、倦怠感、微熱、不眠、下痢、からだや顔のほてり、イライラ感など、からだの各部位にきわめて多くの症状がおこり、患者さんの中には、肉体的にも精神的にも意欲が低下して生活の質(QOL= Quality of Life)が大きく損なわれてしまうことがあります。

治療としては、抗アレルギー剤と抗ヒスタミン剤を主体とした内服薬と症状により点眼薬や点鼻薬を併用します。抗ヒスタミンは、副作用として眠くなることが多くありましたが、最近ではあまり眠くならない薬も出てきています。また、薬の服用は、症状が強くなる前に初期治療を始める方が、症状の悪化を抑制するとも言われています。

スギ花粉症に対する舌下免疫療法

2~3月に飛散するスギ花粉が原因で起こるアレルギーをスギ花粉症と言います。
日本ではスギ花粉症は他の花粉症に比べ患者数が多く、症状も強く、多くの人が困っています。スギ花粉症に対して、他の花粉、ハウスダスト、ダニ、カビが原因のアレルギー性鼻炎と同様に、症状を和らげる内服薬、点鼻薬、点眼薬で治療していきますが、薬を止めてしまうと症状は元に戻ります。
そこで行われるのがスギ花粉症に対する舌下免疫療法(スギ花粉症のアレゲン免疫療法)です。スギ花粉の成分を少量ずつ舌の下に含む治療を毎日家庭で行うものです。スギ花粉に体を慣らしてしまい、スギ花粉を吸い込んでも症状が出にくくする根本治療に近い治療です。
トリーさんの
アレルゲン免疫療法ナビ
詳しくはトリーさんのアレルゲン免疫療法ナビをご覧下さい。

花粉時期のセルフケア

花粉の飛散情報に注意する。
飛散が多いときはできるだけ外出を控える。
花粉が室内に入ってこないように、窓や戸はできるだけ閉める。
外出時には、マスクやメガネをする。
帰宅時は、衣服をよく払ってから家に入る。
タバコを控える。
部屋の掃除をこまめに行う。
規則正しい生活とバランスの良い食事を心がける。